2024 05,20 04:53 |
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2007 06,24 16:58 |
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最近でもないけれど、名古屋の「池下」という場所にある「セントラルガーデン名古屋」なる施設に出かけてみました。 ここは地下鉄東山線「池下」駅を降りてちょっと歩くこと10分くらいという距離で幹線道路からは見えず、目立たない場所にひっそりとある感じになっていました。まるで住宅街で目的地にたどり着けずに道に迷っていたらあるところにたどり着き、するとすごく開けた場所に、「えっなんでこんなとこに!?」てな感じで、高層マンションと低層の店舗がいくつか散らばっている緑あふれた素敵な場所にたどり着いちゃった。かのような錯覚を覚えるような場所でした。 目立たなさがいいのか悪いのか・・それでも、六本木ヒルズなんかにも「レジデンス」といった形で高層集合住宅が併設されているから、そういった六本木ヒルズなどの生活と商業の密着スタイルのビジネスモデルの小さい版という風に見えないこともない。 ミニ版ということもあって低層の店舗が目玉というわけでなく、あくまで、店舗はハイソな高層住宅の地域的付加価値の向上を見越しての展開なのだろうという気がする。 その付加価値的な店舗だが、ただの店舗ではない。テナントに招致しているのは顔ぶれを見る限り、あきらかにデベロッパー側からのアプローチが感じられる。 「名古屋初出店」というのがキーワードのように、東京からの有名店招致となっている。 冒頭の写真は「フォルテシモ・アッシュ」チョコーレートの専門店だ。オーナーは金髪パティシェ「辻口博信」氏だ。最近やたらめったらテレビに出演されていて活躍が華々しくすばらしい限りだと思っている。 そんな金髪パティシェの展開するお店は東京にもいくつかあってあの六本木ヒルズにもある。チョコレート如きになんでこんなにいっぱい人がいるのか、かなり理解しがたいが、その訳は店に入って食べてみればわかると思ったが、食べてみても「わからない」といのが本音だった・・。 この名古屋にてもその人気は、相変わらずの力を持ち、人が並んで待っている。 店舗的には、すごい大きな勝ち組のスパイラルで笑いが止まらないんじゃなかろうか。 いつか、僕にもこの人気の秘密がわかるときが来るのだろうか・・。そりゃ、子供の頃は寿司に入っている「わさび」入りが食べれなかったが、今では「わさび」抜きはありえない・・と思うほどの劇的変化は感じているが、チョコレートにそれが感じられるかというと僕には不可能に近いように思えるのだが・・。 「フォルテシモ・アッシュ」の横には、「メゾンカイザー」なるパン屋さんがある。「パン屋さん」なんていうととても所帯じみたイメージに陥りがちだが、このメゾンカイザー1桁も2桁もイメージが違う。というか、かなりしっかりした健全企業だからだ。 中に入りたかったが、この店の状態はちょっと異常だった。 店はOPENとなっているのに外のテントの下で談笑している人達がいる。なんかあるのか?と思って見ていたら、なんてことない。あまりにも客が多いので店内が入場制限されているだけなのだ。 なんてこったい。物販店なのに、入場制限て・・。次から次から商品が売れていくわけですね。凄い人気だな。と思うわけ。ここまで並ばれると出直そうと考えてしまい、「今度は店には入ろう。」と心に決めたわけです。 端っこの店舗でもおかしな現象が起こっていた。ちょっとくらくてわからないが、店舗入り口の建具には、こう書いてある。「7月、8月分の予約はすでに一杯です。」・・はい?てな感じ。そもそも、写真でもわかるように、訪れているのは昼時です。ランチが予約。というのも既に珍しいのに、且つ、2ヶ月先も一杯ですと書いてあることになる。どんだけ美味しい料理がでてくるのやら・・やっぱり一度は「食べてやる。」と思わされるわけでした。 ランチ時に店に入ることさえできないこの状態がだんだんムカついてきてがランドスケープの作り方が良いのか、不思議とテーマパークやイオンのようにいらいらはしない。建物が低層なので空は青いし広い。店舗間隔も開けているので緑も適度に植えられている。人は結構いるのに、すいた感じがするのは、㎡あたりの密度が低いからだろう。ちょっと落ち着いた空間を作りたければやっぱり、勇気をもって「何も作らない」というのが大事だと感じたわけだった。 そうこういってもやっぱりランチが食べたい。ここもマリオットホテルのサテライト店舗だったが、なんとか空いていて座ることができた。 探し回った結果で歩いたせいか、なんとかそれなりに美味しくランチを頂けた。 ゲートのつくりが面白かったので撮影。柱にガラスが四方回っていたらどこに加重をかけるんよ。と思いつつ、ミラー貼りの部分に鉄骨が納まっているわけね。と発見。見たところ100角ほどのものだけどそんなきゃしゃなんでゲートがもつのね。と感心しました。 SC(ショッピングセンター)というには小規模するぎるので、各テナントの集客力のみ頼るスタイルが見え隠れしている。 周りの敷地をもう少し広げて展開していくのか、はたまた開発はこの程度で終了なのか・・など、この先はどのような展開を行おうとしているのか?興味を持ってみて行きたいと思う。 PR |
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